自分たちの家をあれこれ考えて決めたように、お墓も終のすみかとしてしっかり考えなければなりません。面白いのは家同様角地は高いとか南向きや東向きが高価だとかいうこと。やっぱり住みかなんですね。ほっこりできるいい場所を選びましょう。といっても、ある程度調べていてもやっぱり実際に見ると、わかることがたくさんあります。でも、素人が見ているだけではわからない。セールス抜きの見学会も各地で催されていますし、とにかく勉強のために話だけ聞きたいと霊園側に伝えて説明をしてもらうほうが絶対ためになります。
民営の場合は決まった石材店にしか頼めないので、懇意の石材店がある場合はまずそちらで相談してからの方がいいでしょう。石にもいろんな種類があります。デザインも好みでいろいろ工夫できます。きちんと整地された区画も、芝生の区画もあります。宗派によって制限されている区画もあります。家族同様のペットと一緒に入れる区画のある霊園もあります。後々のことを考えて交通手段や到着までの所要時間も実際に行ってみたほうがわかりやすいですし、絵や写真ではわからない段差、水はけ、日当たりなども体感したほうがいいです。
霊園内が広すぎて駐車してから遠すぎても困りますね。中まで車で乗りいれられるのかとか、巡回バスがあるのかとか、車いすの貸し出しがあるのかとか、お参りは車いすでもしやすいかとか、色々実際に見たほうがわかりやすいですね。