投稿日:2019/8/14 最終更新日:2019/9/23
弔電とは、葬儀や年忌法要に参加できない場合に送る電報です。電報といえばNTTですが、現在は様々な会社が電報サービスを提供しています。親しい方やお世話になった方が亡くなった際、文字だけの弔電を送るのはちょっと、と考える方におすすめなのが、ギフト付きの弔電です。
ギフト付き弔電の種類は?
まず、手ごろなものであれば、お線香付きの電報があります。ろうそくとお線香がセットになっている場合もあります。これは、葬儀の際だけではなく、お仏壇へのお供えにも利用できるため、ご遺族の方も喜ばれることでしょう。次に、高価ではなりますが、供花もおすすめです。供花や供物を贈る際は、必ずご遺族の了承を取ってからにしましょう。近年では、故人の意志を尊重してそれらを受け取らないということも増えています。
供花はスタンドのものと籠に入ったものがありますが、斎場でのお葬式の場合はスタンドのものが一般的です。ただし、自宅葬の場合はスペースを占有しないためにも、籠に入ったものにするのが一般的です。供花に限らず、冠婚葬祭のルールは地域や風習によって変わるため、ご遺族への確認は必ずしてください。また、生花で作られた供花はお棺に入れることもできます。
なお、一般的に供花は故人に近い人が送るものとされているため、家族葬の場合は送らないようにしましょう。
最後に、プリザーブドフラワー付きの弔電をご紹介します。こちらは供花ほど高価でなく、サイズも小ぶりであるため、場所を選ばず送ることができます。お仏壇や祭壇などに飾るという使い方もできます。プリザーブドフラワーは生花とは違い、長い間劣化しないことが特徴です。ご遺族の手間が省けるという点では、供花よりもおすすめです。
心を込めた弔電を送りたい場合は、VERY CARDをおすすめします。手軽に安価で素早く電報を届けることができるため、弔電の際には頼りになります。お見送りの気持ちを込めて、故人を弔いましょう。
弔電における忌み言葉
祝電と同じく、弔電にも忌み言葉があります。日本における葬儀のスタイルはほとんどが仏式ですが、キリスト教や神葬式もあります。仏式以外での葬儀に送る弔電には「ご冥福」や「成仏」といった、仏教用語は使わないようにしましょう。「供養」も仏教用語であるため、避けなくてはなりません。
忌み言葉として有名なものは「四」や「九」、「重ね重ね」などがあります。「繰り返し」や「続く」なども忌み言葉であるため、弔電の文面に含めないようにしましょう。
弔電の文面について不安な点があるのであれば、文例集を使うことをおすすめします。文例集をそのまま使うのはもちろん、文例集をベースにアレンジするのも良いです。
また、台紙にも気を付けなくてはなりません。ハスの花が描かれているものは、仏式の葬儀にしか使用できません。ハスは仏教において非常に重要な花であるためです。台紙の表紙だけではなく、中身もきちんと確認する必要があります。